立憲民主党の福山哲郎幹事長は20日の記者会見で来月誕生させる新党について「国民のみなさまに自民党に代わり得る野党が誕生したと認識していただけるよう頑張る」と決意を語った。
また福山幹事長は「3年前、野党がバラバラになったことが安倍政権の乱暴な国会運営等々につながってきた」との認識を示し、そうした反省も踏まえた対応を進める考えを示した。
また「衆院総選挙に向け、全国に多くの候補者をしっかり立てていくことが大事だ」とするとともに「昨年の臨時国会、通常国会を通じて法案対応でまったく一致した対応が(立憲、国民等で)できたことは、共同会派を中心とした新しい新党が理念も政策も一致していることの証左」と述べ、政権構想、基本政策など、新党結党後、あまり時間を置かずに国民に示したいとの考えを述べた。
福山幹事長は新党が「帰ってきた民主党」などと一部の保守系から言われていることには19日の記者会見で「当時とは、時代も、内容も様変わりしており、まったく違う」と指摘には当たらないとした。実際、昨秋の臨時国会、今年の通常国会で共同会派として72本の法律、16本の条約で同一行動、同一賛否で臨んできた経緯があり、共同会派での活動を経て、新党結党につながったと強調した。(編集担当:森高龍二)