菅義偉総理が行政の縦割りを打破し、規制改革を断行するとする目玉政策にあげる「デジタル庁創設」に向け、9月30日、デジタル改革関連法案準備室の職員に強い思いを込めて訓示した。
菅総理は「正に新しい成長戦略の柱として、我が国の社会経済活動を大転換する改革であると思っている」と強調。「この暮れまでに内容を加速し、来年の通常国会に法案を提出させていただきたい」と来年の国会に法案を提出する考えを改めて語った。
菅総理は「出身省庁の省益を考えない、前例主義を考えない、そうした中で、未来につながる改革に向けて、皆さんのお力をよろしくお願い申し上げる」と職員らに協力を要請。
そのうえで「準備室長に平井卓也デジタル改革担当大臣が就任するので、その意気込み、皆さんも全く同じと思います。経済社会の大転換をこの場からスタートする、そうした強い思いで頑張ってほしい」と思いを伝え、激励した。(編集担当:森高龍二)