社会民主党の福島瑞穂党首は2日の記者会見し、安倍晋三前総理が「桜を見る会前夜祭」(安倍氏の後援会主催)を巡り「国会で虚偽答弁してきた疑惑が大きい」とし、「安倍前総理は国会できちっと説明すべき。参考人招致、場合によっては虚偽答弁に偽証罪が問われる証人喚問で国会に来て説明すべき」と主張した。
福島氏は「国会の会期延長をすべきだが、延長できないということであれば閉会中審査を今月中にしっかりすべき」とも述べた。
福島氏は会期延長の必要性について「桜を見る会」だけでなく、「迷走しているGoToキャンペーン」や「雇用問題」「PCR検査の問題」を含むコロナ問題など、たくさん審議しなければいけない課題が山積しているとした。
また、国民投票法改正案に関しては「(与党が出しているものは)公職選挙法との微調整だけのものだ」と問題視し、最大の欠陥として(1)2週間前まで一切のCM規制がないため、財界など色んな所がTVCMを買い取って洪水のように(誘導のための情報を)流していく危険があり、公平な国民投票になるとは思えないこと(2)最低得票率の規定がないことをあげた。(編集担当:森高龍二)