厚生労働省は15日、ベンゾフューリーなど4品目に指定薬物を含む危険ドラッグであることが分かった、として「製造、輸入、販売はもとより、所持、譲り受け、使用も厳しく規制されているので、物品所有者は絶対に使用せず、速やかに住所地の『都道府県薬務主管課』へ申し出て、指示に従うよう」呼び掛けた。
指定薬物が見つかったのはベンゾフューリー(液体)、ケーマンド(液体)、グリーンジーニー(粉末)、チャージ(粉末)の4種。これらには2-FPMなどが含まれていた。2-FPMは向精神薬のフェンメトラジンと類似した化合物で、フェンメトラジンと類似の作用を有する可能性があるという。
厚労省などは「危険ドラッグは人体摂取すると使用がやめられなくなったり、重篤な健康被害や事件・事故を引き起こすことがあり、麻薬や覚醒剤と同様に、大変危険な薬物なので、絶対に購入したり、人体摂取はしないでください」としている。(編集担当:森高龍二)