クソなピアノ発表会なんて、発言の夏野氏謝罪

2021年07月24日 08:41

 テレビ番組で「そんなクソなピアノの発表会なんて、どうでもいいでしょう。五輪と比べれば。それを一緒にするアホな国民感情に、今年、選挙があるから乗らざるを得ないんですよ」などと発言し、多様性と調和の五輪基本コンセプトに沿わないと批判を浴びている五輪大会組織委参与の夏野剛KADOKAWA社長が23日、ツイッターで発言に対して謝罪した。

 夏野氏は「私のAbemaPrimeでの発言で、アホとかクソという言葉を使ったのは、番組の雰囲気に甘えた極めて不適切な発言でした。不快に思われた方々に心からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」と書き込んだ。

 立憲民主党の蓮舫代表代行は夏野氏の発言に「真っ先に(五輪組織委参与)解任でしょう」と厳しく非難していた。

 日本共産党の山下芳生副委員長は夏野氏の発言には触れていないが、23日のツイッターで「五輪開会式の演出責任者が出演候補者の容姿を侮辱する案を出し辞任。楽曲制作担当者は深刻ないじめの告白行為で辞任。後任の演出責任者もナチスによるユダヤ人虐殺のやゆで辞任」と人権尊重意識の欠落から生じたとしか思えない言動に「偶然とは思えない。組織委員会の前会長・元首相も女性蔑視発言で辞任した。この国の支配勢力の人権意識の反映だ」と根の深い問題であることを投げかけた。

 女性蔑視発言で引責辞任した森喜朗前会長を五輪組織委が名誉最高顧問につけることを検討しているとの報道があり、検討自体が人権意識の希薄さを示しているようだ。(編集担当:森高龍二)