政府、東京都、大会組織委員会、国際パラリンピック委員会の4者は24日開幕予定の東京パラリンピックについて、16日協議し、全競技会場を無観客にすると決めた。
一方で、小中高生らに観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」に関しては希望があれば実施すると希望者に限り入場を認めるコロナ感染防止対策としてはチグハグ対応。地元自治体・学校が責任を負う形になる。
インドで最初に発見されたデルタ株は感染力が強く、年齢に関係がない。ネット上では「学校連携観戦プログラム」の温存に対する批判や懸念はもちろん、パラリンピックの開催そのものに「ほんとに開催するのですか、この状況で?」と強い疑問を投げる声も上がっている。
学校連携観戦プログラムには「みんな学徒動員だと言っています。身障団体のご機嫌取りのために、こどもを犠牲にするのは止めてください」「学校関係者ですが『学校連携観戦は希望者に実施…』って何?正気か?学校はクラスターが爆発的に起こりやすいのをわかって言っているのか?それとも学校関係者(生徒や教職員等)は優先して病床確保をするとでも言うのか(怒)」と強い怒りの声。
学校連携観戦プログラムを実施すれば、公共交通機関を利用することにもなり、人流抑制の観点からも、政府の国民に対する呼びかけと整合性がとれない。全面中止すべきとの意見が目立つ。(編集担当:森高龍二)