コロナ対策と安倍・菅政権でうやむやの宿題処理

2021年09月09日 06:52

 立憲民主党は7日、立憲が政権をとった際、最初の閣議で直ちに決定する事項を発表した。新型コロナウイルス感染症緊急対策として真水で「少なくとも30兆円」規模の補正予算編成を筆頭にあげた。

 併せて(1)新型コロナウイルス感染症対策の司令塔の設置(2)22年度予算編成の見直しなど政策実現のための予算の裏付けを実施する。

 また(3)日本学術会議の正常化を図るため「菅義偉総理に任命拒否された6人を任命する」こと。(4)名古屋出入国在留管理局に収容中に命を落としたスリランカ人のウイッシュマさんの死亡事案に関する監視カメラの映像と関係資料の公開(5)森友学園問題の土地取引に絡んで、公文書を改ざんさせられたことを苦に自死した近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが真相を伝えるために残した「赤木ファイル」関連文書の開示(6)森友学園・加計学園問題の真相解明チームの設置(7)桜を見る会と桜を見る会前夜祭問題の真相解明チームの設置による真相解明。(3)以下は安倍・菅政権でうやむやにされたままになっている宿題の処理といえ、政権交代がなければ解明されない課題でもある。

 立憲民主党は「今後発表する政権公約に掲げる各政策・法案・予算措置なども初閣議以降、順次実施します。政権が変わったら、政治は確実に変わります」と政権交代を実現させることを訴えている。(編集担当:森高龍二)