小泉改革を支えた山崎拓・元自民党副総裁が、衆院選大阪10区から立候補している立憲民主党の辻元きよみ副代表は日本の政治に必要な人との判断から応援。これに反発した自民党大阪府連は28日、山崎氏の除名処分を党本部に上申した。
10区は辻元氏のほかに、自民前職の大隈和英氏、日本維新の会新人の池下卓氏が立候補。三つ巴戦を展開している。
山崎氏の言動にネット上では「除名すべきだわ!こんな暴挙を許してたら、自民党は支持者に対してしめしがつかんよ!」「単独で3分の2の議席を取らなければ改憲は進まない。山崎拓氏はそれにも関わらず、改憲へ党員として役割を果たしていない時点で自民党員の資格はない!」と感嘆符付きで怒りの声があがる。
ただ「さすが山崎氏。山崎氏の頃は、国会で嘘をついたり、文書改竄(かいざん)などの不正をするなどしたら、すぐに自民党内で批判されて総理大臣を止めさせられた。今は党内どころか公明維新も批判せず不正のやりたい放題。そういう状況は悪い、正したいと思ったのだろう」と山崎氏の姿勢を評する声も。
また「山崎拓氏の言う通りだと思います。立憲民主党に限らず、健全野党を作ることは、この国の政治の発展には欠かせません。安倍、麻生、甘利らの古株に支配された利権政治(ワイロ政治)をまだ続けたいのですか? 彼らのお友達だけが潤う政治をまだ認めるのですか?彼らがどれだけ私腹を肥やしてきたか、ご存知ですよね。勇気をもって、賢い選択をしましょう」と山崎氏に賛同する声もあがっている。(編集担当:森高龍二)