元文部科学事務次官の前川喜平氏(現代教育行政研究会代表)は今回の総選挙を「憲法を守る勢力と憲法を守らない勢力との戦いだった。憲法を守る勢力が負けて、憲法を守らない勢力が勝った。立憲主義がますます危なくなった」と危惧する投稿をSNSで発信した。
また、日本維新の会が30議席伸ばし41議席と衆院第3党に躍進したが「維新を第三極と呼ぶべきではない。新自由主義と国家主義の最右翼」と警鐘を鳴らした。前川氏は「人権感覚が欠如し、排外主義に染まった集団が維新。この政党に投票した有権者は猛反省するべきだ」ともSNSで投稿。
戦史研究家の山崎雅弘氏もツイッターで「馬場(伸幸)幹事長は、維新の次期代表有力候補。維新は『大阪人権博物館』を潰した政治集団で、松井一郎氏(大阪市長)は沖縄で県民を『土人』呼ばわりした大阪府警の機動隊員を批判せず、労った。距離を置いて見れば、維新は自民と同等以上に、人権という概念をないがしろにしている集団とわかる」と人権意識に対する問題を有する党だと提起した。国政上の同党の政策を注視していく必要がありそうだ。(編集担当:森高龍二)