ホンダ、ミッドサイズ・ミニバン「STEP WGN」、新型のティザーキャンパーン開始

2021年12月14日 06:28

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2022年春発売予定のホンダ「STEP WGN 」、サイドビューらしき画は“らしさ”が感じられる造形だ ついにe:HEV(ハイブリッド)を採用、「AIR」と「SPADA」のふたつのシリーズが設定される

 ホンダは、かつてのベストセラー5ナンバーミニバンのSTEP WGN(ステップワゴン)新型モデルのティザーキャンペーンを開始した。デザインは来春2022年1月に公開するという。

 STEP WGNはライバルの日産セレナやトヨタ・ヴォクシー兄弟車には販売台数面で見劣りするが、決して不人気車ではなく、年間5万台ほどの登録があり、近年の月毎の販売台数でも5000台に迫ることもあった隠れた人気者だった。注目はボディサイズ。ライバルが車幅を拡大、1700mm超になるなか、ホンダは全長こそ4700mmを超えるが、全幅は日本の交通インフラを考慮した1695mmを堅持してきた。

 そのホンダが、新型「STEP WGN」に関する情報をホームページで先行公開を開始した。新型ステップワゴンの発表・発売は、2022年春を予定しているが、発売に先駆けてデザインを初公開するという。具体的にはまず第一弾として、ジャパン・プレミアイベントを年明け早々の2022年1月7日にオンラインで開催すると発表。

 公開された少ない資料によると、新型ステップワゴンには「e:HEV(ハイブリッド)」を採用、「AIR」と「SPADA」のテイストの違うふたつのシリーズが設定される。今後、新型ステップワゴンに関する情報は、同社の特設ページで順次公開していく予定だという。

 ステップワゴンは、使う人の生活をより楽しく豊かに広げることをめざす「クリエイティブムーバーシリーズ」として1996年5月にデビュし、室内空間などの優れたユーティリティーで、多くのユーザーに支持されてきたモデル、2021年で25周年を迎えた。

 歴代モデルは、広く、多彩なアレンジが可能な室内空間といったユーティリティで好評。なかでも初代は2001年初頭までのおよそ4年半で47.6万台を販売、ホンダのドル箱となった。

 新型ステップワゴンに関する情報は、Honda公式ホームページ内の特設サイトにて順次公開予定だ。(編集担当:吉田恒)