改正民法の4月1日施行により、成年年齢が「18歳」になるため、18歳高校生のアダルトビデオ出演が解禁になる問題で、立憲民主党の塩村あやか議員が28日の参院決算委員会で「未成年取消権が無くなるために、アダルトビデオ出演強要増が懸念される」と被害が増える可能性を懸念し、酒・たばこ・ギャンブルが20歳までに据え置かれるのと同様、保護する立法措置が必要と要請。岸田文雄総理に質した。
岸田総理は「議員ご指摘の問題意識を共有させていただいている」としながらも「政府としては教育・啓発の強化にしっかり取り組んでいく」とし、立法措置には積極答弁がなかった。
岸田総理は「今、超党派で議論いただいているということなので、その内容、議論の状況を政府としてしっかり見守ったうえで、対応を考えていきたいと考える」との答弁にとどまった。
塩村議員の質問に一部で笑いが起こったが、塩村議員は「笑うのではなく、是非、一緒に、協力していただきたい」と超党派での議員立法提出、成立に協力を求めた。(編集担当:森高龍二)