洋上風力発電市場後押しへ 泉代表

2022年04月20日 06:02

 立憲民主党の泉健太代表は千葉県銚子市の洋上風力発電事業を視察後「自民党政権では、遅れてきた分野だ」と指摘し「本来、国内の材料、資材、事業者も、もっと盛んになるはずだった。市場がちゃんと生まれるよう、立憲民主党として取り組んでいきたい」と洋上風力発電事業市場を後押ししていく考えを示した。泉代表は、自民党政権は自然エネルギーに対する投資を止めてしまった、とも指摘した。

 この日、泉代表ら立憲議員と意見交換した銚子市の越川信一市長は「日本一の漁業の町で洋上風力発電事業を成功させることは日本のエネルギー政策の大きなモデルになる」とアピール。

 越川市長は国や事業者に「第三セクターの銚子電力という地域電力会社が小売事業を行っており、洋上風力事業を組み合わせて電力の地産地消を図りたい」考えを示すとともに、漁業との共存共栄、名洗港に隣接する屏風ケ浦(国の名勝天然記念物に指定)との景観調和を図ること」などを要望していると説明した。視察には小西洋之参院議員や青木愛参院議員らが同行した。(編集担当:森高龍二)