露の侵略止めるため毅然とした行動が重要 総理

2022年04月26日 06:22

 岸田文雄総理はアジア・太平洋水サミット、各国首脳との会談後の会見で、ロシアのウクライナ侵略行為が2か月続いていることに「ロシアによる非道な侵略を終わらせるためにも、今が正念場と感じている。ロシアが国際社会の声に耳を傾け、侵略をやめるように、今後とも、G7を始めとする国際社会と連携し、厳しい対露制裁措置を講じていく」とした。

 岸田総理は「ツバル、カンボジア、ラオス、こうした首脳との間においても、ウクライナ情勢への対応で連携しようと確認した」と述べ「国際社会が一致結束して毅然と行動することが極めて重要だ」と述べた。

 岸田総理は原油など、国際的な物価高騰により国民生活や経済に厳しい影響が出ていることに対しては「今後の動向も不透明ではあるが、今、国際社会がそれぞれの立場で歯を食いしばって平和の秩序を守ろうと努力しているので、政府としては、しっかりとした物価対策を用意し、国民生活、経済への影響をできるだけ抑えるべく努力したい。国民の皆さんにも共に平和を守るための正念場であるという思いを共有していただき、御協力いただければ」と理解と協力を求めた。(編集担当:森高龍二)