内閣府経済社会総合研究所が17日発表した6月の機械受注統計によると、機械受注総額は2兆9597億円と前月に比べ2.2%の減になった。
内訳では民需は前月比2.2%増え1兆676億円、官公需も同0.3%増え2684億円になったが、外需は同4.6%減り1兆5410億円、代理店は同5.1%減り1199億円になっていた。
7月~9月の見通しでは、受注総額は前期比3.0%減り9兆717億円になっている。需要者別では、民需は同4.5%減の3兆1150億円、官公需は同15.5%減の7357億円、外需は同0.8%減の4兆7734億円、代理店は同15.5%増の4245億円の見通しになっている。
また民間設備投資の先行指標になっている「船舶・電力を除く民需」では同1.8%減の2兆7374億円、製造業は同4.5%減の1兆3656億円、非製造業(除く船舶・電力)は同1.5%減の1兆3476億円の見通しになっていた。(編集担当:森高龍二)