立憲民主党の安住淳国対委員長は14日、次期臨時国会で「自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係は中心議題になる」と徹底追及する考えを述べた。
自民党が党所属の国会議員の自主点検による報告をまとめて公表したが、公表された議員名のほかに、かなり深い関係にあった議員の名前が、公表後に相次いで出るなど、真相究明姿勢を一層強める必要が生じているため。
安住氏は「自民党が公表していたものから、木原誠二官房副長官はじめ様々なメディアを見ていると、もっと深い付き合いをしている人がたくさん出てきている」と問題提起した。
また世界平和統一家庭連合を宗教法人として存続させるのかの視点での切り込みも必要との認識を示した。安住氏は「野党6党1会派の皆さんに協力いただけるのであれば、旧統一教会問題については何らかの結論、宗教法人としての適格性がどうなのかというところも含め、足並みを揃えた形で、政府に要求をしていけるようになればいいのではないかと思っている」と語った。
その取組みを踏まえ、安住氏は「予算委員会の人事が非常に重要になる」とし「先ほど予算委員会筆頭理事に逢坂誠二代表代行、次席理事に後藤祐一国対副委員長を内定した」と語った。この人選にネット上では「逢坂さんが筆頭理事の時、予算委員会が最も緊迫し、手ごたえもあった」と期待する声があがっている。(編集担当:森高龍二)