防衛省は北朝鮮が14日午前1時47分頃、平壌近郊から弾道ミサイルを日本海方向に発射したと発表。最高高度約50km程度、約650km程度飛翔し、朝鮮半島東側の日本海の我が国排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定される、としている。弾道ミサイルは「変則軌道で飛翔した可能性」があるとし「分析中」という。ミサイル発射が短期に頻発している。
浜田靖一防衛大臣は「米国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること、不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと」を指示。
浜田大臣は「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすもの。このような弾道ミサイル発射は関連する安保理決議に違反するものであり、強く非難する」としている。
聯合ニュースは韓国軍合同参謀本部情報として「北朝鮮が14日午前1時49分頃、平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海へ短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を発射した。14日未明には2018年9月の南北軍事合意に基づき設定された黄海、東海の緩衝区域内に砲撃を加えた」ことを報じた。(編集担当:森高龍二)