政府は1日、省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議で全国を対象に、冬季(12月~3月)の節電と省エネに無理のない範囲で協力してもらうことを決定した。
連絡会議は「国、地方公共団体、事業者、国民が一体になった省エネの取組みをより一層推進し、電力需給ひっ迫に備え、節電対応要請への対応体制の構築を含む事前の準備などに取組む」としている。
一般家庭においては「電化機器の効率的な使用」を求めており、(1)冷蔵庫に関して無駄な開閉を控える、開閉は手早く行う。食品の傷みに注意しつつ、適切な温度設定とする。放熱スペースの確保のため、周囲と適切な間隔を空けて設置する。
(2)照明=不要な照明はこまめに消灯する(3)テレビ=部屋の明るさに合わせた適切な明るさで視聴する、視聴しない時はこまめに消す(4)暖房=適切な室温管理(暖房の場合は室温20度目安)をする、エアコンのフィルターは適切に清掃する。新型コロナウイルス感染症を予防するため、換気扇や窓開放によって換気を確保する。
(5)調理=ガスコンロは炎が鍋底からはみ出さないように調節する。炊飯器はタイマーを上手に使うなどにより、なるべく保温時間を短くする(6)給湯=シャワーは不必要に流したままにしない。入浴は間隔をあけずに、追い焚き回数を減らす、などとして、協力を求めている。(編集担当:森高龍二)