岸田文雄総理は10日開いた政府与党連絡会議で外交案件として、徴用工問題について「韓国政府は旧朝鮮半島出身労働者問題(徴用工問題)に関する措置を発表した。我が国としてはこれを評価し、日韓、日米韓の戦略的連携の強化に向け首脳レベルでも取組んでいく」と話「16日に韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が日本を訪問するので、腹蔵なく、今後の関係強化に向け意見を交わしたい」と両国間の関係強化につながる会談にしていきたいとの意欲を示した。
また「18日にはドイツのショルツ首相が6名の閣僚とともに日本を訪問し、初の政府間協議を実施する。G7広島サミットも見据え、首脳・閣僚間で4時間超にわたり、じっくり議論を深める」と述べた。
岸田総理はまた「諸般の事情が許せば19日夜からインドを訪問し、モディ首相と首脳会談を行う予定」とし「G7、G20の議長国同士で連携強化に向け、腹合わせを行う考えだ」と与党側に伝えた。(編集担当:森高龍二)