浜田靖一防衛大臣は17日の記者会見で、16日の日英伊防衛相会談で日英伊3か国政府と3か国の企業が結束して次期戦闘機を着実に開発していくことを確認したと強調した。
浜田大臣は「16日夕刻、ウォレス英国防大臣とクロセット伊国防大臣との間で初めて3か国の防衛大臣が対面する日英伊防衛相会談を実施した」とし「この会談で、2035年度までの次期戦闘機の開発完了を目指すため、3か国の結束と開発に向けた強い意志を確認することができた」とした。
浜田大臣は「次期戦闘機の開発を担当する三菱重工、英国のBAE社、イタリアのレオナルド社の代表を招いて意見交換を行い、政府・企業が一体となって緊密に協力していく点についても確認することができた。防衛省としては会談結果も踏まえ3か国の緊密な協議を通じて、我が国の改修の自由や国内生産・技術基盤をしっかりと確保しつつ、最新鋭の次期戦闘機を着実に開発していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)