松野博一官房長官は12日の記者会見で、岸田文雄総理が13日、G7広島サミットに関する視察を行う為、広島を訪問すると発表した。
総理は広島県立総合体育館で行われる国際メディアセンターの開所式に出席するほか、首脳会議場になるホテルなどを視察する。また広島の平和公園や宮島も訪ねる予定で調整としている。
松野長官は「広島サミットの成功に向け、今回の視察も踏まえて準備に万全を期したい」とした。
米国・バイデン大統領は連邦政府の債務上限引き上げを巡る国内問題が長期化した場合、今月19日~21日に開かれるG7広島サミットにオンラインでの参加を示唆していることについて、松野長官は「(事案については)承知しているが、他国の内政問題にコメントすることは控えたい。米国から(12日午前現在)本件に係ることの通告は一切受けていない」とし「4月25日に米国政府はバイデン大統領がG7広島サミットに出席すると発表したと承知している」と語った。(編集担当:森高龍二)