岸田文雄総理の長男の翔太郎総理秘書官が6月1日付けで総理秘書官を辞職する。親族を招き忘年会を開いた際に総理公邸公的スペースで写真を撮るなどしていたことから与野党から批判があがった。世論の批判も強く、事実上の更迭で収拾を図るほかになかったもよう。
ネット上では「自営業じゃないんだから、息子ってだけで秘書官にするってどうなんだろう… もっと常識があって優秀な人材はたくさんいると思うけど… 少なくとも30歳になってこれをしたらどうなるって考えに至らないのは資質を疑う」「辞任、遅かったです。一時はかばう発言をしていた岸田総理の責任は重い」などの声があがる。
また「なぜ5/31付け退職でなく、6/1付け退職なのですか?6/1、夏賞与が貰える基準日だから6/1まで籍を置くのでしょうね?悪いことしていながら貰えるものは貰うという悪知恵も働くのですね。秘書官の給料賞与は国民の税金です。5/31付け退職に変更してください」の声も。
岸田総理は29日、総理秘書官を(翔太郎から)前人の山本高義氏に交代させると発表した。理由は「ケジメをつけるため」とした。また「(翔太郎氏を総理秘書官にした)任命責任は私自身にあり、重く受け止めている。国民の皆様の声に耳を傾け、先送りできない課題ひとつひとつに答えを出していくことにまい進することで職責を果たしていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)