中東訪問中の岸田文雄総理は16日にサウジアラビア、17日にアラブ首長国連邦、18日にカタールで、それぞれムハンマド・サウジアラビア皇太子兼首相、ムハンマド・アラブ首長国連邦大統領、タミーム・カタール首長と会談し「グローバルなエネルギー安全保障と現実的なグリーントランスフォーメーションの実現に向け、緊密に連携を確認する」。
企業幹部が同行していることについて岸田総理は「更なるビジネス投資機会の拡大を含め、貿易、投資、人的交流の分野でも各国との一層の関係強化をする機会に」と期待した。
岸田総理は3か国訪問出発前の16日記者団に対し「3か国は日本のエネルギー安全保障上、大変重要なパートナーであるのみならず、近年、政治・経済両面において存在感、国際場裏における存在感を高めている」と述べ「日本との協力分野も拡大している。いずれの国も産業多角化、脱炭素社会の実現に向け積極的に取組んでおり、こうした分野でも日本の先端技術を活用した協力拡大が期待されている」と強調した。(編集担当:森高龍二)