日本共産党書記局長の小池晃氏は１１日の記者会見で自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金作り疑惑について安倍派にとどまらず、二階派、麻生派も含め、自民党全体の問題になっている」と指摘し、１０００万円の裏金疑惑が報道された元五輪担当大臣で安倍派の橋本聖子参院議員ら含む関係議員への「証人喚問が必要」と提起した。
証人喚問すべき対象に挙げたのは安倍派の事務総長を務めてきた松野博一官房長官、西村康稔経済産業大臣、高木毅国対委員長、下村博文元文部科学大臣、塩屋立元文部科学大臣はじめ、二階派、麻生派など各派閥の事務総長経験者。
また安倍派で裏金作りに関与したと報道されている萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長。数千万円単位で裏金作りを行っていたとされる大野泰正参院議員、池田佳隆、谷川弥一両衆院議員。ほかに裏金疑惑報道がある橋本元五輪担当大臣。小池氏は「司法による解明とともに国会自らも解明することが必要」と強調した。（編集担当：森高龍二）
