今回のニュースのポイント
ネクソンが13日発表した2026年12月期中間期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比17.4%増、営業利益が12.8%増となり、増収増益を達成しました。前年10月にグローバル展開を開始した「ARC Raiders」が累計1630万本を突破したほか、メイプルストーリーフランチャイズの新作が大きく寄与しました。さらに為替差益など金融収益の計上により、親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期の約2倍となる868億6400万円へ拡大しました。同社は第3四半期末に1株あたり415円の特別配当を実施する方針を発表し、年間配当予想を475円へ引き上げました。
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ネクソンが13日発表した2026年12月期中間期の連結決算(2026年1月1日〜6月30日)は、売上収益が前年同期比17.4%増の2733億1000万円、営業利益が12.8%増の894億4700万円となりました。税引前利益は71.4%増の1157億9800万円、親会社の所有者に帰属する中間利益は101.9%増の868億6400万円でした。前年同期に発生していた為替差損から一転し、当期は為替差益127億9700万円を計上したことなどにより、税引前利益と中間利益が押し上げられました。
主要タイトルの動向では、前年10月にグローバルでリリースした「ARC Raiders」が業績に貢献しました。当第2四半期単独でも約80万本を追加販売し、累計販売本数は1630万本を突破しました。また、メイプルストーリーフランチャイズも増収となり、「MapleStory: Idle RPG」の寄与や「MapleStory Worlds」の成長により、第2四半期の同フランチャイズ売上収益は四半期として過去最高を記録しました。一方、主力の「アラド戦記」フランチャイズは、中国PC版の新シーズンアップデートの立ち上がりが低調だったことや、「アラド戦記モバイル」の減収などにより前年同期を下回りました。
地域別の動向では海外市場が伸びました。北米セグメントの売上収益は前年同期比58.9%増の223億7000万円、セグメント利益は342.0%増の50億600万円となりました。また、事業の重要性が高まったことから当中間期より独立した報告セグメントとなった欧州は、売上収益が605億3500万円となり、セグメント損益は前年同期の35億3700万円の赤字から310億6900万円の黒字へ転換しました。
今後の見通しについて同社は通期予想を開示せず、レンジ形式で翌四半期までの見通しを開示しています。2026年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結業績予想は、売上収益を3940億4200万〜4067億4600万円(前年同期比12.1〜15.7%増)、営業利益を1120億5200万〜1217億1600万円(前年同期比4.1%減〜4.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益を1050億8800万〜1125億500万円(前年同期比29.4〜38.6%増)と見込んでいます。第3四半期単独(7〜9月)では広告宣伝費やプラットフォーム利用料などの費用増を見込み、営業減益(前年同期比14.0〜39.8%減)を予想しています。
あわせて同社は、配当予想の修正を発表しました。資本効率の向上と株主還元のため、第3四半期末(基準日:2026年9月30日)に1株あたり415円の特別配当を実施する予定です。これにより、第2四半期末配当30円、期末配当予想30円と合わせ、2026年12月期の年間配当予想は475円(前期実績45円)となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













