A級戦犯を合祀する靖国神社への閣僚の参拝が日韓関係に悪影響している。今週にも予定されていた韓国外相の訪日が中止になったという話もある。菅義偉官房長官は22日の記者会見で日韓外相会談について「調整していたのは事実だが、まだ日程は決まっていなかったし、中止になったという話もまだ聞いていない」とした
一方、麻生太郎副総理ら3閣僚の靖国神社参拝が外相会談中止の原因とされていることについては「靖国神社の参拝は閣僚個人の私的な行動」と説明した。
参拝したのは麻生副総理と古屋圭司拉致問題担当大臣、新藤義孝総務大臣。菅官房長官は「靖国神社に参拝する、しないを内閣が制約すべきでない」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)