【今週の展望】「雇用統計ショック」からいつ立ち直れるか

2013年08月04日 20:13

 8日は清水建設<1803>、長谷工<1808>、日揮<1963>、伊藤ハム<2284>、DeNA<2432>、大塚HD<4578>、トレンドマイクロ<4704>、太平洋セメント<5233>、三菱マテリアル<5711>、DOWAHD<5714>、昭和電線HD<5805>、SMC<6273>、トーヨーカネツ<6369>、ローム<6963>、太陽誘電<6976>、ニコン<7731>、オリンパス<7733>、大日本印刷<7912>、SBIHD<8473>、住友不動産<8830>、ヤマダ電機<9831>

 9日は三井住友建設<1821>、大和ハウス工業<1925>、カルビー<2229>、日本マクドナルドHD<2702>、ネクソン<3659>、三菱製紙<3864>、ケネディクス<4321>、フルキャストHD<4848>、横浜ゴム<5101>、ブリヂストン<5108>、アマダ<6113>、三井海洋開発<6269>、東洋エンジニアリング<6330>、荏原製作所<6361>、横河電機<6841>、大日本スクリーン製造<7735>、シチズンHD<7762>、MUTOHHD<7999>、セイコーHD<8050>、NKSJHD<8630>、MS&ADHD<8725>、第一生命<8750>、東京海上HD<8766>、T&DHD<8795>、東京急行電鉄<9005>、光通信<9435>

 海外の経済指標は、5日はユーロ圏の7月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値、6月の小売売上高、アメリカの7月のISM非製造業景況指数、6日はアメリカの6月の貿易収支、7日はアメリカの6月の消費者信用残高、8日は中国の7月の貿易統計、アメリカの7月の小売各社の既存店売上高、9日は中国の7月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、鉱工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資、アメリカの6月の卸売売上高が、それぞれ発表される。9日の「中国経済指標デー」は、決算発表のピークでしかもマイナーSQの日の取引時間中に発表されるから要警戒だ。7日にアメリカの10年国債の入札があり、8日に欧州中央銀行(ECB)月報が発表される。なお、5日から9月6日までアメリカ連邦議会は約1ヵ月の夏季の休会に入り、財政問題は9月まで先送りされる。

 アメリカの主要企業の決算発表は、5日はADM、6日はウォルト・ディズニー、7日はテスラ・モーターズ、プルデンシャル、ポロ・ラルフローレン、タイムワーナー、8日はプライスライン・ドットコム、エヌビディアが発表する予定になっている。

 なお、8月8日は大相撲の大砂嵐関の話題で日本でも知れ渡ったイスラム圏の「ラマダン(断食月)」が終了する日で、マレーシア、シンガポール、トルコはこの日から2日間、インドネシアは来週がまるまる休日になり、インドでは1日ずれて9日が休日。日本で言えば「物忌み」「精進潔斎」にあたる時期が終わり、ラマダン明けのお祝い行事が一段落するとイスラム圏の経済活動、中東のオイルマネーの投資活動は再び活発になる。NY市場には「ラマダンが明けると株価が上昇する」というアノマリーがある。