民主党の菅直人最高顧問がさきの参院選で党公認から外されて無所属で立候補した候補を応援したことに対する党内処分で「３ヶ月の党員資格停止」になった。最高顧問の役職も解かれた。
この日の常任幹事会が倫理委員会の答申を受け処分決定した。これは菅最高顧問が参院選東京選挙区で党と別の候補の応援演説したことが党の分裂などと選挙戦にダメージを与えるなど、反党行為にあたるとして処分したもの。ただ菅氏は今回の処分にさきだち、先月、海江田万里代表から離党を求められた経緯がある。その時には公示直前での公認取り消しであることや政策方針で大差ないなどから離党の必要を認めなかった。
また「除籍すべきだ」などの声も一部であがっていたが、逆に「除籍は重すぎる」として党内から反発もあった。結局、党員資格停止３ヶ月で落ち着いた格好。（編集担当：森高龍二）
