伝説の「アバルト 595」の50周年記念限定車を日本に50台導入

2013年10月20日 13:51

 「アバルト」と聞いて、すぐさま、黄色と赤のツートーンの地に、さそりのロゴマークを思い浮かべることができる人は、年配でかなりのクルママニアだろう。 

 フィアット クライスラー ジャパンは、「アバルト 595」の50周年記念限定車「アバルト 595 50th Anniversary」の予約受注を開始した。発売は2014年4月以降、全世界限定299台のうち日本には50台の導入となる。

 「アバルト 595 50th Anniversary」は、1963年にトリノモーターショーで発表された「FIAT ABARTH 595」(FIAT ABARTHは当時の呼称)が、今年で50周年を迎えるのを記念した限定車だ。かつての595のモチーフを内外装にふんだんに採用するとともに、各部に装着しているロゴもクラシックなデザインにするなど、記念モデルとして細部まで非常にこだわった仕様である。

 エンジンは、1.4リッターの直列4 気筒DOHC16 バルブターボエンジンをチューニングし、最高出力は180ps、最大トルクは25.5kgm まで高めている。これは695 シリーズ(アバルト 695エディツィオーネ マセラティとアバルト 695 トリブート フェラーリ)と同一で、595 の名を関するモデルでは史上最もパワフルなエンジンの搭載となっている。

 またトランスミッションには、シフト時間を短縮したAT モード付5速シーケンシャルトランスミッション「アバルト コンペティツィオーネ」を採用し、レーシングスタイルのパドル式スイッチを備えていることで、エンジンのパフォーマンスを100%引き出すことが可能だ。

 エクステリアに関しては、オリジナルにちなんだ「Fiat Abarth 595」のサイドストライプを装着しているほか、躍動的な赤いライナーで装飾された17 インチのアロイホイールが特徴的となっている。インテリアについては、オリジナルのシートを現代的に再解釈した、赤と白の本革スポーツシートを採用しており、ダッシュボードとコーディネートされている。また、赤のアクセントとセンターポジションの入った黒いレザーのステアリングホイールとブレーキペダルの両方をヒストリックロゴが飾っているなど、マニアにはたまらないモデルに仕上がっている。ボディカラーはパールホワイト。左ハンドルのみの設定。価格は484万9200円。(編集担当:久保田雄城)