【日経平均】小型株が物色されTOPIXはプラスでも52円安

2014年03月25日 20:36

 週明けの24日のNYダウは26ドル安で続落。PMIが悪化した中国が新たな景気刺激策を打ち出す期待で朝方はプラスだったが、アメリカのPMIが市場予測を下回り、高薬価問題が尾を引くNASDAQのバイオ関連銘柄に売りが入るとNYダウも連動してマイナス圏で終えた。NASDAQは1%を超える下落。アップルはコムキャストとの提携話が出て1.19%上昇した。25日朝方の為替レートはドル円は102円台前半、ユーロ円は141円台前半で、前日夕方から少し円高に振れた。

 シカゴCME先物清算値は14290円で権利配当落ち分の80円を足すと14370円。日経平均は73.61円安の14401.69円で始まり、値がつくにつれてまずCME清算値にさや寄せした後、さらに下落して14350円を割り込み午前9時37分に14312円で底を打つ。14350~14370円近辺でもみあった後、「10時ホイッスル」の先物主導で14440円付近まで急上昇しTOPIXはプラスに変わる。しかし10時30分に上海市場も香港市場も3日ぶりの反落で始まるとその影響を受けてTOPIXはマイナスに戻り、日経平均は14400円をたびたび割るようになった。それでも11時台は底堅く一段高い水準の値動きになり、前引の日経平均は14425円でTOPIXはプラスだった。

 後場は為替レートが円安方向に動いたこともありプラス圏に浮上して14500円前後で値動きする。午後1時34分に14531円まで上昇するが、200日移動平均線(14505円)がこの日も上値抵抗ラインの役割を果たし、戻り待ち売りで日経平均をはね返す。2時前に一時マイナスにタッチして戻したが、そのレベルを最後まで保てず2時40分頃からマイナスに落ち先物主導でズルズル下げる。終値は52.11円安の14423.19円と反落し14500円台乗せはこの日もお預け。日中値幅は219円。TOPIXは+0.66の1163.70で、NTで高安がねじれた。売買高は26億株、売買代金は2兆4431億円。26日の権利付き最終売買日を翌日に控えて権利配当取りが盛んになり、小型株がまんべんなく買われてTOPIXを支えてプラスにし、売買高も押し上げていた。

 日経平均は下げても値下がり銘柄655より値上がり銘柄1073のほうが多く業種別騰落率も19対14でプラス優勢。プラス上位は鉱業、パルプ・紙、繊維、陸運、倉庫、非鉄金属など。マイナス下位はその他金融、情報・通信、証券、不動産、小売、空運などだった。

 日経平均採用225種は値上がり101銘柄、値下がり113銘柄。プラス寄与度1位はデンソー<6902>で+4円、2位はファナック<6954>で+3円。マイナス寄与度1位はソフトバンク<9984>で-31円、2位はファーストリテイリングで-16円だった。

 前日と反対に、みずほ<8411>1円高、三菱UFJ<8306>4円高、三井住友FG<8316>34円高とメガバンクが良く証券が悪い。野村HD<8604>は3円安、大和証券G<8601>は28円安だった。地銀株がこの日も物色され、仙台拠点のじもとHD<7161>が21円高で値上がり率2位、岩手銀行<8345>が255円高で同16位と、震災被災地の地元地銀が特に買われていた。