旅行好きが選んだ「一番良かった国内旅行先”トップ10」というランキングが発表された。その結果、1位が「沖縄県」となった。たしかに、沖縄へは何度も行きたくなる。筆者もその一人だ。十年ほど前に仕事で1週間ほど行ったのが最初だった。仕事でも、その1週間は夢のようだった。そして、それ以降、機会があれば行くことにしている。また、毎年、2週間程度沖縄旅行をするのが行事となっているという知り合いが何人かいる。
フォートラベル株式会社は19日、同社が運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」( http://4travel.jp/ )にて、「今まで訪れた中で一番良かった国内旅行先」について実施した調査結果を発表した。
旅行好きのフォートラベル会員を対象に、「今まで訪れた中で一番良かった国内旅行先」を聞いたところ、もっとも人気の都道府県は「沖縄県」だった。特に良かったスポットとして、「石垣島」「宮古島」などの離島や、「美ら海水族館」が多く挙がったという。
「石垣島」「宮古島」の良かった理由は、「透き通るような青い海が本当に美しかった」「喧騒から離れ、のんびりと流れる時間に癒やされた」「ゆったりとした時間、自然の広大さ、満点の星空、いたるところに咲いているハイビスカスなど、すべてが好き」といったように、豊かな自然を背景とした非日常性に魅力を感じるコメントが多く寄せられた。
「美ら海水族館」の良かった理由は、「ジンベエザメを間近に見ることができて感動した」「大水槽が迫力満点だった」「仕事など普段の生活を忘れてのんびりできた」「1日いても飽きない」などの声が挙がった。「美ら海水族館」は、フォートラベルで昨年発表した “動物園・水族館ランキング”(フォートラベルユーザーのクチコミ評価をもとに決定)でも第1位を獲得している。
2位は「北海道」。その中でも特に人気のエリアは「知床」。「大自然を堪能することが出来た」「野生動物など、普段見ることのできない手つかずの自然を間近に見られた」などの声が挙がり、世界自然遺産にも登録されている「知床」の雄大な自然に感動した旅行者が多い。また、「富良野」「美瑛」エリアも人気で、理由として「満開のラベンダー畑が素晴らしく、今でも風景や香りを鮮明に思い出せる」「広大な花畑と豊かな自然に囲まれて癒やされた」「広い北海道ならではの、長くて真っ直ぐな一本道が美しかった」「大地に広がる自然や草木の鮮やかさに感動した」「日本の風景ではないようで素敵だった」などのコメントが寄せられているという。
3位は「京都府」。世界文化遺産に登録されている「清水寺」をはじめとした寺社仏閣が特に人気で、その理由として「歴史を肌で感じることができた」「風情があり、古寺の美を堪能できた」「静かで、心が落ち着く独特の雰囲気がある」「日本人であることの幸せを感じられた」などの声が寄せられた。また、「嵐山」エリアも多く票が集まり、理由として「風景が綺麗」「寺社や庭園など散策して巡るのが楽しい」「紅葉の季節の景観が素晴らしかった」などのコメントが挙がっているとした。
どうやら、沖縄の魅力はその「非日常性」らしい。第一はその大自然の美しさだろう。そして、かつては琉球王国という日本とは別の文化を持った独立国家だったという、エキゾチックな魅力と現在は国内であるという親しみやすさやではないか。とにかく筆者も沖縄に行くと癒される。(編集担当:慶尾六郎)