株式会社ドゥ・ハウスのモラタメ事業部では、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、全国の『モラタメ.net』会員のうち20歳~69歳の男女を対象に「スポーツ観戦」に関するWEBアンケートを実施し、10日、その結果を発表した。この調査は、2014年5月22日~5月24日に実施され、有効回答は1000人だった。
それによると、まずスポーツ観戦をする場所について、スポーツ観戦をする人を対象に聞いたところ、「自宅」でスポーツ観戦をする人が84.8%と最も高く、次いで「競技場・スタジアム」45.5%という結果となった。
スポーツ観戦する場所として「競技場・スタジアム」を選ぶ人は、スポーツに「とても興味がある」「興味がある」と答えた人では55.0%と高くなっている一方、「どちらともいえない」では22.2%、「興味がない」「まったく興味がない」人では33.3%となった。スポーツ観戦に興味のある人は、試合を実際の目で見たいと思う傾向があるようだ。
また、「自宅」で観戦をする人に対し、パソコンやスマートフォン等を使い、インターネット上で何らかの行動を取るか聞いたところ、「取る」と答えた方は「自宅でスポーツ観戦をする人」の42.7%となった。その内訳で最も多かったのが「インターネット上で試合や選手に関するニュース・情報を見る」で18.3%、次に「家族・友人・知人とメール・LINEでやり取りを行う」が15.7%、「インターネット上の掲示板を見る」が14.0%という結果となった。
さらに、「自宅」にてスポーツ観戦をする人に対し、その時にどんなものを食べたり飲んだりするかを聞いたところ、過半数以上の55.4%の人が「アルコール飲料(ビール、缶チューハイ等)」を飲みながらすると回答した。次いで、「お菓子類(47.9%)」、「軽食、つまみ(45.5%)」の順となった。
また、どんなアルコール飲料を飲んでいるかを聞いたところ、1位「ビール(77.7%)」、2位「発泡酒(49.6%)」、「新ジャンル(49.3%)」と、ビール系の飲料が人気となっており、続いて4位「チューハイ(43.8%)」、「ワイン(24.2%)」という結果となった。アルコール飲料以外では、1位「お茶(68.3%)」、2位「コーヒー(63.0%)」、3位「炭酸飲料(52.9%)」のとなった。
「スポーツカフェ・スポーツバー」や「パブリックビューイング」等でスポーツ観戦している様子がテレビでも放送されている。しかし、ここで観戦している人の中ではまだ少数派で全体の1割以下となっており、スポーツ観戦の中心は自宅であるようだ。
また、自宅での観戦時に欠かせないのは、飲料とお菓子類、軽食・つまみとなっており、アルコールは「気分を盛り上げるため」、ノンアルコールは「声を出すので喉が渇くため」に飲む、という声があがっていた。食べるものは、「なんとなくダラダラつまめるものを選ぶ」という視点で長く食べられるものが選ばれているようだ。 (編集担当:慶尾六郎)