ソフトブレーン・フィールド株式会社は、主婦を対象に夫のお小遣いに関するアンケート調査を行った。調査期間は、2014年6月18日~6月24日。有効回答者数は972名。回答者は、20代 2%、30代28%、40代48%、50代以上22%の女性。
夫のお小遣い額(自由に使える金額)について聞いたところ、最低額は0円、最高額は300,000円となった。全体での平均は35,686円。2013年6月実施の調査結果では平均35,947円であり、全体平均では261円の減額となった。
金額帯に分けて見ると、「30,001円~50,000円」が最多で32.3%となった。夫の世代別では、20代は「10,000円以内」が最多で35.3%、30代は「20,001円~30,000円」が最多で30.8%、40代、50代以上は「30,001円~50,000円」が最多で、それぞれ38.9%、37.4%となった。
30,000円以内の比率は、20代で88.2%、30代で66.8%、40代で53.4%、50代以上で40.3%と年齢が上がるに連れて低くなっている。
お小遣い額に昼食代を含むについて確認したところ、含むと回答した人は439名、別に渡していると回答した人が533名となっており、昼食代別の家庭の方がやや多い結果となった。昼食代込と昼食代別に分けてみると、昼食代込のお小遣い額の平均は44,515円、昼食代別のお小遣い額平均は28,703円となった。
4月の消費税増税を受けて、お小遣いの額について夫婦で話し合い「行った」と回答した家庭は6.4%でした。お小遣い額についての話し合いを行った家庭のうち、結果としてお小遣い額が増えた家庭は12.9%、減った家庭は22.6%、変わらなかった家庭は64.5%となった
今後、夫のお小遣い額を増やしたいかについては、「増やしたい」と回答した人が6.3%、「減らしたい」と回答した人が14.5%となった。増やしたいと回答した妻の比率が高かったのは20代で35.3%、最も減らしたいと回答した妻の比率が高かったのは30代で17.8%となっている。
家庭内の財務とそのハンドリングはそれぞれの家庭によって大きく異なる。しかし、夫が自由に使えるお金の平均値は、増税の影響もあってか減少傾向のようである。(編集担当:堺不二子)