文書交通費 来週に内規固め公開へ 維新の党

2014年10月26日 09:22

 衆参両院のすべての議員に月100万円支払われている文書通信交通滞在費の透明性を高めるため、公開を義務付ける法案を国会に出している維新の会の松野頼久国会議員団会長は、党の内規について24日、「パブリックコメントも参考に、来週、役員会を通しルールを決めたあと、説明会で各議員らに説明し、公開に踏み切っていきたい」意向を示した。

 松野国会議員団会長はパブリックコメントでは「事後精算方式にすべきだとか、使い残しの分は国に返還するべきだとか、文字通り文書通信交通滞在費に使途を限定すべきだとの意見などがあった」とし「文書通信交通滞在費を公開するということについては随分、評価を頂いた声が多かったと聞いている」とした。

 松野国会議員団会長は「文書通信交通滞在費については、実は使途を限定していないというのが現状だ。公開も今までされていない」とし「われわれは、これを自分の第2の給与とするのでなく、政治活動にみんな使っているという事を国民に分かって頂けるように、キチンと公開していきたい」と法案提出の理由や党として内規で公開に踏み切っていく姿勢を語った。(編集担当:森高龍二)