地域によって大荒れに 世耕副長官警戒呼びかけ

2014年12月13日 08:50

 世耕弘成内閣官房副長官は12日、「週末に強い寒気が日本の上空を覆って、広い範囲で大雪や猛吹雪など、大荒れの天気になる地域が出ることが予想されている」として「警戒を怠らないようお願いしたい」と呼びかけた。

 世耕副長官は「政府としては官邸危機管理センターで情報収集体制を強化し、情報収集をはじめとした災害応急対策に万全を期すが、屋根の雪下ろし中の転落など除雪作業中の事故や屋根からの落雪による事故に十分注意いただくなど、警戒を怠らないようお願いしたい」とした。

 また世耕官房副長官は「既に北海道では11日夜から暴風雪となっている」とし、「大雪や暴風、猛吹雪に警戒をし、最新の気象情報に留意頂きたい」と呼びかけた。

 世耕副長官は「道路の通行止めや公共交通機関の運行停止など交通障害に注意して不要不急の外出を控えるほか、冬用タイヤの装着、停電とか通信の途絶にも対応できるよう適宜、食料・燃料の備蓄等、雪への備えをしっかりとって頂きたい」と語った。

 気象庁によると20日ころまで北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に雪の降る日が多い見込み。大雪や暴風、猛吹雪など大荒れの天気となるところもある見込みとしている。(編集担当:森高龍二)