菅義偉官房長官は９日、同日のサイバーセキュリティ基本法施行に伴い、内閣官房に「内閣サイバーセキュリティセンター」を発足させたことを発表するとともに、高見澤内閣官房副長官補をセンター長に任命したと語った。
また、菅官房長官は行政改革の推進を図るため、内閣官房長官補佐官に元総務事務次官の松田隆利氏を任命したと語り「内閣府の事務の見直し等に関する重要事項について担当頂く」と紹介。菅官房長官は「松田氏は中央省庁改革等をはじめとする行政改革に関して広範な識見・経験を有しておられる」と人物評価した。
菅官房長官は「自身が内閣府の組織を担当する立場にあるので、内閣府の組織・機能の在り方を中心に行政改革の視点で、特に事務の見直しなどでお願いしたい」と松田氏に期待した。
菅官房長官は「省庁横断的な仕事が数多くなって、内閣府の集中してきているので、事務の整理が大きな問題になっている。なので、識見のある松田さんにお願いした」と述べた。（編集担当：森高龍二）
