化学兵器廃絶へ OPCWと協力関係発展を確認

2015年02月10日 08:18

 岸田文雄外務大臣は9日、アフメット・ウズムジュ化学兵器禁止機関事務局長と会談。内容について、外務省は、岸田外相がシリアの化学兵器廃棄で化学兵器禁止機関(OPCW)が重要な役割を果たしていることを評価したうえで「化学兵器の廃絶に向け、協力関係をさらに発展させていきたい」と日本の姿勢を示したとした。

 これに対し、ウズムジュ事務局長は「シリアの化学兵器廃棄への協力を含む我が国の化学兵器の廃絶に対する強いコミットメントを評価し、引き続き緊密に協力していきたい旨の発言があった」としている。

 両者は「化学兵器禁止条約の実効性の向上などの課題について意見交換し、連携してそれらの課題に取り組んでいくことを確認した」としている。

 一昨年8月にシリアで化学兵器が使用されたのを発端にシリアの化学兵器全廃に向けた国際的な取り組みが始まり、OPCWと国連が取り組みを主導してきた。OPCWは一昨年12月に世界の化学兵器の廃絶に向けた努力が認められ、ノーベル平和賞を受賞している。(編集担当:森高龍二)