もうすぐバレンタインデー。最近では思春期の女子にとっても、「愛を告白する日」というより、「友チョコを交換する日」になりつつあるようだ。一方、思春期の息子をもつ母親たちの多くは、息子のバレンタインに大きな関心を寄せていることが、クックパッド(本社・東京)の調査で分かった。調査は今年1月、中学・高校に通う男子の母親をもつ、全国のクックパッドユーザー217名を対象に実施。方法はウェブアンケートで、回答者の年代は30代が12%、40代 が73%、50歳以上が15%。
「バレンタインにお子様がお菓子をもらえるかどうか気になりますか?」と聞いたところ、「すごく気になる(11%)」「まあ気になる(41%)」と合わせて、52%の母親が息子のバレンタイン事情を気にしていた。母親たちからは、「1個でもいいからもらって帰ってきてほしい」「チョコレートをくれるような子がいてくれたらいいなと思う」などの声があがっており、中には「高校3年にもなるが、未だ母からしかもらえていないので気になる」という人もいる。
「バレンタインにお子様が、お菓子を何個もらえると思いますか(単一回答、兄弟がいる場合は、もらえる数が最も多い息子について回答)」と尋ねた結果では、「2~4個」が49%と圧倒的に多かった。次いで「1個(19%)」、「0個(18%)」、「5~9個(10%)」となっている。「10個以上」はわずか3%だった。チョコの数については、兄弟間での「差」を気にする声も聞かれた。
バレンタイン当日は、実際にもらえたかどうかについて「本人に聞く」母親が74%を占めた。思春期の息子をもつ母親にとって、わが子のバレンタイン事情は、何かと気になるのだろう。チョコの「お返し」についても、息子の「相談にのる」「お菓子を手作り・購入する」など、関与している母親が60%にのぼった。レシピサイトのユーザーを対象とした調査なので、ある程度の偏りはあるかもしれないが、多くの母親は、お菓子をくれた相手に失礼のないよう、息子のホワイトデーまで気にかけているようだ。(編集担当:北条かや)