株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケート』を利用し、20代~40代の未婚女性を対象に「バレンタインデー」に関するWEBアンケートを実施、27日に結果を発表した。
調査期間は2015年1月10日~1月14日。有効回答は1,250人から得た。それによると、2015年のバレンタインデーにチョコレートを贈る予定のある人は1,250人中654人の52.3%と半数強で、贈る相手は、1位「本命(49.2%)」、2位「家族(40.7%)」、3位「職場の同僚・上司(39.1%)」という結果となった。
また、日本のバレンタインデーは『女性が本命に愛を伝える日』と言われるが、今年のバレンタインデーはどんな日になりそうか聞いたところ、1位「何もない日(45.5%)」、2位「感謝の気持ちを伝える日(17.9%)」、3位「面倒な日(9.8%)」という結果になり、「意中(本命)の人に愛を伝える日」と回答した人は5.0%にとどまった。
購入場所については、贈る相手を問わず、「デパート」が半数以上を占めた。世界各国、国内の専門店が集まるので選択肢が豊富なことや、目で楽しめることもあって「デパート」が人気なのかもしれないという。また、デパートによってチョコレートブランド店のラインナップはさまざまなため、デパートを何軒かはしごするということもあり得ると分析している。
2位、3位は、「専門店」か「スーパー」のどちらかという結果となった。「専門店」で購入すると回答した割合が一番多かったのは、「自分」へのチョコ(26.1%)だった。この時期のチョコはかわいいものも多いので、自分へのご褒美に購入する人もいる。また、「スーパー」が購入場所の2位となったのは、「家族(26.7%)」「職場の同僚・上司(21.1%)」「取引先の人(38.9%)」だった。より身近で値段も手ごろなスーパーで購入する予定の人が多いようだ。
「本命」「家族」「自分」「女友達」「取引先の人」への予算で最も多かったのは、「1,000~1,999円」と同額だった。贈る相手別でみると、「2,000円~2,999円」の割合が高いのは「本命」と「自分」で、ともに2割以上となった。
過去のバレンタインデーにおいて意中の人に「告白したことがある」人は全体で21.0%。年代別にみると、20代「16.4%」、30代「18.2%」、40代は「26.2%」と、年代が上がるほど割合が高くなり、40代に関しては4人に1人が告白の経験があることがわかった。
また、今年のバレンタインデーに「告白する予定」の人は全体で3.7%。年代別に見てみると、20代「7.2%」、30代「3.2%」、40代「2.4%」と年代が上がるほど割合が低い結果となった。年代が高い人に告白経験率が高く、年代が低い人に今年の告白率が高いのは、時代的なものなのか、人生経験の長さによるものなのか、いくつかの要因が考えられるとドゥ・ハウスでは分析している。
筆者はもう年齢的になにも感じないが、学生時代や若いころはバレンタインデーが近づくにつれ、複雑な気分になったものだ。チョコレートが売れ、消費が活性化すればそれでいいではないか。(編集担当:慶尾六郎)