30代、40代のワーキングプアー

2015年02月17日 07:39

民主党の枝野幸男幹事長は街頭演説で「非正規雇用、派遣などの働き方を余儀なくされる状況が10年、15年と続くなかで、明日仕事があるかどうかが分からない、年収が100万円、150万円という働き方を余儀なくされている人たちが30代、40代になっている」と非正規労働、派遣労働者が増え、いわゆるワーキングプアーが働き盛りの30代、40代に広がっている深刻さを訴え、改善していくことの必要をアピールした。

 枝野幹事長は「20年前、30年前に当たり前にやっていた普通の暮らしを誰もがしっかりと営んでいける社会を取り戻すための政治の軸をもう一度しっかりと立て直していきたい」と生活者の視点での政策促進を訴えた。

 枝野幹事長は「普通の人が普通に、当たり前だと思っていたような暮らしをもう一度この日本社会の津々浦々でしっかりと続けていける、そんな社会を創り上げていきたい」と語り「生活者視点の政治が地方政治にはますます求められている。統一自治体選挙は国政選挙と同じくらい重要」と春の統一地方選の意義を訴えた。(編集担当:森高龍二)