安保法制は次の国会に持ち越す位の議論が必要

2015年04月22日 18:16

 維新の党の松野頼久幹事長は安保法制について「ゴールデンウイークが明けると安保法制がいよいよ始まると言われているので、党としての考え方は政調の安保調査会で議論して頂いているが、安保調査会である程度の考え方が示されれば、全議員で討論するような大きなテーブルをつくりながら、党内議論をまとめていきたいと思っている」と21日、語った。

 松野幹事長は「過去の議論をみても、PKOに絡む議論でも3国会(議論する時間が)かかった」とし「今回の、戦闘中の中に自衛隊を派遣することになるかもしれない今回の議論では、やはり1国会で終わらずに次の国会に持ち越すぐらいのどっしりとした議論をしていきたい」と政府・与党が今国会での成立をめざす安保関連諸法案について、時間をかけ議論する必要があるとした。

 松野幹事長は「国会運営では野党が一枚岩になって、政府・与党が緊張するような場面をつくったうえで、しっかりした議論をするべき」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)