維新の党の今井雅人政調会長は29日の記者会見で、政権奪還を「(真剣に考えるなら)年内に100人規模の体制をつくる必要がある」と語った。また来夏の参院選挙のみでなく「安倍総理は来年また解散権を乱用して解散に打って出るということもあり得なくもない」と衆参ダブル選挙の可能性に言及した。
今井政調会長は「これまでの経緯をみても、民主党が政権をとったときにも100人以上の国会議員がいた。それぐらいの議員数で選挙を迎えなければ政権を取れないのは当たり前だ」と語った。
今井政調会長は「我々は参議院選挙も迫っているので、危機感を持って、一刻も早く(100人以上の)体制をつくっていくことが必要。年内までに体制をつくって、いつでも解散するならやってみろといえる状態をつくることが大事」と述べた。(編集担当:森高龍二)