初任給の使い道、2人に1人が「親にプレゼント」金額は19,491円

2015年06月07日 17:47

 ここ数年、何かと「堅実」といわれる新社会人たち。三井ダイレクト損害保険が、今年5月7日~8日にかけて、1ヵ月に1度以上、車を運転する機会のある新社会人男女300人に対してインターネット調査を行なったところ、初任給の使い道は「親にプレゼント」が51.3%で、最多となった。プレゼントの平均金額は19,491円。今まで育ててくれた親への感謝として、初任給を使う新人が多いようだ。初任給の使い道の2位は、「貯蓄」で46.7%。「貯蓄」の平均額は、使い道の中で最も多い64,119円だった。3位は「外食」(32.7%)で、かける平均額は12,804円。外食2回分、といったところだろうか。堅実な新社会人像がうかがえる。ちなみに初任給の金額を聞いたところ、平均は17万9,577円だった。男性の平均は17万8,593円、女性は18万242円となり、女性の方がやや高い結果となっている。

 「新社会人になったからには、しなければならないと思うこと」を聞いたところ、最も多かった回答は、昨年調査と同じで「貯金」(66.3%)だった。次いで「規則正しい生活」(61.3%)、「健康管理」(48%)となっている。社会人になったからには、しっかりお金を貯め、自分自身の体を大事にしようとの姿勢がみられる。一方、最も低かったのは「結婚」(17.3%)で、次いで「1人暮らし」(20%)、「保健に加入」(26%)などだった。

 「社会人として今後、自分自身への投資をしたいもの」を聞いたところ、全体で最も多かった項目は「資格・自己啓発」で29%(男性21.5%、女性34.1%)だった。「自分への投資」として考えたいモノやサービスは、男女で大きく異なる。男性の1位は「パソコン・タブレット端末」(36.4%)、次いで「携帯電話」(31.4%)、「スーツ」(30.6%)など、身の回りのデジタル機器を購入したい、との声が上位を占めた。一方、女性のトップは「化粧品」(40.2%)、次いで「靴」(34.6%)、「資格・自己啓発」(34.1%)となっている。男性はタブレット端末や携帯電話などの購入、女性はファッションや資格取得を通して、「自分磨き」をしようと考えているようだ。(編集担当:北条かや)