維新の党の松野頼久代表は党首討論後の会見で、安倍総理の安保法制の答弁に「また、ごまかしのような答弁だったなと思う」と語った。
松野代表は「もっと正面から、自衛隊のリスクとか、国民が持たなければいけない覚悟とかを、野党議員に答えているのではなく、カメラの後ろにいる国民にしっかりと説明するべき」と国会での議論を通しての答弁は国民への答弁、説明だとの視点で分かり易く説明するよう求めた。
松野代表は「世論調査でも8割の人が、安倍内閣は十分説明していないと言っているわけだから。もっと、丁寧な説明が必要だ」と説明責任を果たすよう求めた。
また、参議院選挙制度改革について「次の選挙では、新しい制度の下でやらなければならないと思っている」とし、安倍総理が「来年の参議院選挙に間に合わせるべく、自民党総裁として最大限努力していく。党総裁として党にとりまとめの指示をしている」との答弁には前向きに受け止めながらも「ほんとにできるのかな。もっとはっきり答えて欲しかった」と本気度が感じられる答弁が欲しかった旨を語った。
松野代表は隣接する選挙区の合区について「どうしても必要だ」と語り、「一票の格差を是正するうえで、合区はどうしても必要なので、身を守るのではなく、乗り越えて頂きたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)