バーチャル試乗体験は未知との遭遇か ジャガーとランドローバーが導入

2015年07月19日 19:16

画・バーチャル試乗体験は未知との遭遇か ジャガーとランドローバーが導入

ジャガーとランドローバーは、日本初のバーチャル試乗体験システム「ジャガー・バーチャル・ドライブ」および「ランドローバー・バーチャル・ドライブ」の新コンテンツを新たに加えた。

 ジャガーとランドローバーは、日本初のバーチャル試乗体験システム「ジャガー・バーチャル・ドライブ」および「ランドローバー・バーチャル・ドライブ」の新コンテンツを新たに加えた。

 今回追加するコンテンツは、ジャガーのピュア・スポーツカー「Fタイプ」、ランドローバーのラグジュアリーSUV「レンジローバー」で、6月より導入している「XE」と「ディスカバリー・スポーツ」と合わせ、対応車種を4モデルに拡充した。

 「Fタイプ」は、イギリスにあるジャガー・ランドローバーのテストサーキットを走行するコンテンツで、4.2秒で時速100kmに到達する加速性能や、豪快に轟くエンジン音、パワフルで俊敏性に優れ、類いまれなるダイナミクス性能をバーチャル試乗で体験できるとしている。「レンジローバー」は、イギリスのイースナーにあるオフロードコースを舞台に、インストラクターの解説付きで、深い水溜りや急勾配の坂道といった悪路を走行します。路面状況に合わせて車両設定を自動調整する高い走破性や、水深900mmまでの渡河性能を迫力ある映像とともに体験できるという。

 さらに、先行導入している、ジャガーのブランド・アンバサダーを務めるプロテニスプレイヤー錦織圭選手と同乗できる「XE」のコンテンツでは、好きな音楽やスペインの街並みついて語る錦織選手の新たな映像を追加するとのことだ。

 バーチャル試乗というのは、天候に左右もされず、万が一のアクシデントのリスクも無いし、何よりも気軽でいいだろう。

 このバーチャル試乗体験システムはジャガーとランドローバー独自開発し、ヘッドマウントディスプレイを活用していつ。ヘッドマウントディスプレイを装着すると目の前に、臨場感溢れる360度全方位の走行映像が映し出され、顔の向きや傾きを感知し、映像の視点を追従するヘッドトラッキング機能により、実際の車に試乗しているような感覚を体験できるという。世界各地のレーストラックやオンロード、オフロードでの走行模様を6台のカメラで撮影した映像を用いているという。

 こう聞くと、ゲームセンターや自動車教習所のドライブシュミレーターとは一線を画していることがわかるだろう。実車の試乗はちょっと敷居が高いと感じている人は、この「バーチャル」をまず試してみるのもいいのではないか。(編集担当:久保田雄城)