マツダは「フランクフルト・モーターショー」において、スポーティで洗練されたスタイリングと走行性能を兼ね備えたクロスオーバーSUVのコンセプトモデル「マツダ越KOERU」を世界初公開すると発表した。
「マツダ越KOERU」は、世界的に市場が拡大し、成長著しい自動車カテゴリーであるクロスオーバーSUV市場に向けたコンセプトモデルだ。同社のデザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに、野生動物のような力強い生命感のある造形を追求したエクステリアは、研ぎ澄まされた品格の表現にも注力。デザイン表現の進化を図った。
また、最新の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用することにより、走る歓びと優れた環境性能を高次元で両立している。
フランクフルト・モーターショーでは、このほかMazda6(日本名:アテンザ)、Mazda3(日本名:アクセラ)、Mazda2(日本名:デミオ)、Mazda CX-5、Mazda CX-3、Mazda MX-5(日本名:ロードスター)など計14台を出展する予定だという。
ここ数年、マツダは日本だけでなく欧米でも注目される自動車メーカーに成長。小型から中型のクリーンディーゼル・エンジンで高い評価を集めている。フランクフルトで公開される「マツダ越KOERU」に搭載されるパワーユニットを注視したい。(編集担当:吉田恒)