民主党の岡田克也代表はTPPが大筋合意したとの報道を受け「まず予算委員会を開いて、政府から説明を受け質疑する必要がある。中身について今日まで知らされていない。国会を通じて、(政府は)国民に説明する責任がある。われわれは基本的なところを確認したうえで、その内容についてどう考えるか決めなければいけない」と述べた。
岡田代表は「現時点では報道以上のことは分からないのでコメントしづらい。早く国会で予算委員会を開くことが大事」と予算委員会を早期に開くよう求めた。
安倍晋三総理は臨時国会について「与党ともよく相談しながら考えていきたい」とした。安倍総理は「今月も、11月にも多くの国際会議や海外出張が既に予定をされているわけだが、党と相談しながら決めていきたいと思う」と述べた。
安倍総理は「TPPについては国会で批准して頂かなければならない」と当然、国会での審議が必要になるため、党と日程等についての調整を図る意向を示した。(編集担当:森高龍二)