正月の過ごし方「家で過ごす」がトップ 好きなおせちは「数の子」

2015年12月27日 20:29

 ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国に住む20代~60代の男女を対象に「正月」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2015年11月24日~11月27日。有効回答は995人から得た。

 まず、2016年1月1日~1月3日までを正月休みとして主な予定を聞いたところ、1位「家で過ごす(34.9%)」、2位「自分の実家に行く(25.0%)」、3位「配偶者の実家に行く(16.8%)」となった。また、「旅行」は、国内・海外ともに、昨年よりわずかに増えている。

 次に、年末年始の休みは合計何日間の予定かを聞いたところ、最も多かった回答は「8日間以上(14.6%)」、続いて「7日間(11.2%)」という結果になった。一方「未定」と回答した人も25.3%おり、曜日の配列の影響か、今年は直前でないと休みが決まらない傾向にあるようだとしている。

 また、好きなおせち料理について上位3つまで選んでもらったところ、「数の子」、「黒豆」、「伊達巻」となった。以下、「かち栗/栗きんとん」、「ローストビーフ・ローストポーク」、「煮しめ」、「角煮・焼き豚・チャーシュー」、「紅白かまぼこ」、「ハム・生ハム」、「いくら・すじこ」となった。前年度と比べると1~5位までは変わらず、6位以降に変動があった。今年は、家庭によって味に特長のでる「煮しめ」がランクアップした。

 一方で、おせち料理は、量は大目に作り、正月三が日食べ続けるのが伝統。そこで、正月料理に飽きたときに食べたくなるものを聞いたところ、1位「ラーメン/カップラーメン(32.2%)」、2位「カレー(29.8%)」、3位「寿司/刺身(18.7%)」という結果になった。

 「ラーメン/カップラーメン」は、手軽に食べられることや「(飲んだ後の)締めにラーメン」という言葉もあるように、もはや現代の国民食とも言われている。スパイスの香りで食欲をそそる「カレー」は子供から大人まで人気のある定番料理。また、日持ちするよう作られたおせち料理とは逆に、新鮮な生魚を使った「寿司/刺身」が食べたくなるのも、日本人らしさと言えるとしている。

 年代別に見ると、20代は「ラーメン/カップラーメン」の支持が他の年代と比べて10ポイント前後低く、逆に「ピザ」「ハンバーグ/ハンバーガー」では他の年代よりも高い支持となった。一方、50~60代は「寿司/刺身」「そば/うどん」「鍋料理」といった和食の支持が高くなっており、年代による嗜好の違いが見られた。また、上位5つのメニューの中で年代によるばらつきが最も小さかったのは「焼肉」だった。(編集担当:慶尾六郎)