民主党の枝野幸男幹事長は7日、衆院選挙制度改革に関して大島理森衆院議長と面談後の記者団の質問に答え「定数是正の方式と定数削減についてまとまらなかったから第三者機関で議論をいただくことになったのであり、(答申が示した)定数10削減とその削減方法(アダムズ方式)は肝だ」として、削減と削減方法(アダムズ方式)を答申通りに行うよう強く求めた旨を明らかにした。また自民党は党利党略の削減方法をとろうとしているとけん制した。
また安倍晋三総理が総理在任中の憲法改正に強い意欲を示していることには「どの条項をどういう方向に変えたいのか、という話なしに『ただ変えたい』というのは、まさに論理矛盾で、判断のしようがない」と具体的な条項提示なしに議論できるものではないと、改正したい部分を明確にしない総理の姿勢を批判した。
このほか、枝野幹事長は新党への党名案公募に2万近い応募があったことに「たくさんの応募があったと聞いている。ご意見をお寄せくださった皆様に心から御礼を申し上げる」と謝意を示した。(編集担当:森高龍二)