今週、5月第2週(9~13日)は5日間の取引。ゴールデンウィークが終わり、3月期決算銘柄の本決算発表は第2のピークになる。13日はマイナーSQ(オプションSQ)の日なので、10日、11日はご存知、SQ週の火曜日、水曜日の「鬼門」の日。世界の主要株式市場の休場日はない。
国内の経済指標、イベントは、12日の東京都心部オフィス空室率、景気ウォッチャー調査、日銀金融政策決定会合の「主な意見」が重要なところ。
9日には4月の消費動向調査、3月14~15日に開催された日銀金融政策決定会合の議事要旨が発表される。11日には3月の景気動向指数速報値、12日には3月の国際収支、4月上・中旬の貿易収支、4月の企業倒産件数、東京都心部オフィス空室率、景気ウォッチャー調査、気象庁のエルニーニョ監視速報が、それぞれ発表される。12日の取引時間前に4月27~28日に開催された日銀金融政策決定会合の「主な意見」が公表される。13日には3月の第三次産業活動指数、4月のマネーストックが、それぞれ発表される。13日は日経平均オプション取引、日経平均ミニ先物の清算値が算出される「マイナーSQ(オプションSQ)」の日。日銀の黒田総裁が内外情勢調査会で講演を行う。
主要銘柄の決算発表は3月期決算銘柄の第2のピークで、13日が最も多い。15日は東証の推奨期限で、主要銘柄は保険業や不祥事などで遅れる銘柄を除くと来週の16日でひと区切りになる。
9日には極洋、マルハニチロ、協和エクシオ、日本ハム、宝HD、ライオン、旭硝子、日本特殊陶業、JUKI、ブラザー工業、浜松ホトニクス、三菱重工業、ドン・キホーテ、HOYA、住友商事、アコム、東京建物、GMOインターネット、カプコンなど。
10日には東急建設、ミクシィ、クックパッド、綜合警備保障、セリア、ぴあ、武田薬品工業、日医工、テルモ、ペプチドリーム、出光興産、DOWA、エナリス、クボタ、ダイキン工業、ミネベア、GSユアサ、クラリオン、IHI、SCREEN、三菱商事、オリックス、三井不動産、NTTデータ、サッポロHD、昭和電工など。
11日には清水建設、西松建設、カカクコム、DeNA、ぐるなび、三越伊勢丹HD、東急不動産HD、旭化成、アステラス製薬、小野薬品工業、トレンドマイクロ、JXHD、ブリヂストン、古河電気工業、ルネサスエレクトロニクス、シスメックス、カシオ計算機、いすゞ自動車、トヨタ、島津製作所、三菱地所、京浜急行電鉄、帝国ホテル、ベネッセHD、
12日には国際石油開発帝石、大林組、五洋建設、日揮、博報堂DY、マツモトキヨシHD、すかいらーく、SUMCO、科研製薬、沢井製薬、第一三共、楽天、コニカミノルタ、星光PMC、住友大阪セメント、住友金属鉱山、ソディック、日機装、THK、カルソニックカンセイ、メニコン、AOKI、H2Oリテイリング、丸井、三井住友トラスト、アイフル、住友不動産、西武HD、ミスミG、シャープ、日産、東レなど。
13日には大成建設、長谷工、鹿島、熊谷組、日本道路、大和ハウス工業、カルビー、王子HD、日本製紙、レンゴー、三菱ケミカルHD、ケネディクス、持田製薬、そーせいG、大塚HD、資生堂、横浜ゴム、横河ブリッジ、井関農機、セガサミーHD、日立、かんぽ生命、ゆうちょ銀行、コナカ、ニコン、サイバーダイン、ラオックス、三井住友FG、セブン銀行、みずほ、第一生命、レオパレス21、阪急阪神HD、日本テレビHD、ニチイ学館、王将フードサービスなど。
今週の新規IPOはない。再開は6月以降になる。
海外の経済指標、イベントは、「開けてビックリ」になるかもしれない9日の「パナマ文書」の情報公開と、13日のアメリカの小売売上高が重要になる。小売売上高はイースター(復活祭)休暇が入って3月が悪かった分、4月はどれぐらい回復するか注目。
9日はフィリピンの大統領選挙の投開票日。「パナマ文書」に関する情報が公開される。大スキャンダルに発展するような情報が出てくるかもしれない。同じ9日にはアメリカの4月の労働市場情勢指数(LMCI)が発表される。
10日には中国の4月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、アメリカの3月の卸売在庫、卸売売上高、11日にはアメリカの4月の財政収支が、それぞれ発表される。11~13日にアフリカのルワンダで「世界経済フォーラム・アフリカ会議」が開催される。
12日にはユーロ圏の3月の鉱工業生産指数、アメリカの4月の輸出入物価指数が発表される。同じ12日にBOE(イングランド銀行)の金融政策委員会が開かれ、政策金利が発表される。13日にはドイツ、ユーロ圏の1~3月期のGDP、アメリカの4月の小売売上高、4月の生産者物価指数(PPI)、3月の企業在庫、5月のミシガン大学消費者信頼感指数が、それぞれ発表される。13日に韓国が政策金利を発表する。14日には中国の4月の小売売上高、工業生産高、1~4月の固定資産投資がそれぞれ発表される。
アメリカの主要企業の決算発表は、9日にエクセル・エナジー、タイソンフーズ、10日にアラガン、ウォルト・ディズニー、エレクトロニック・アーツ、11日にメーシーズ、12日にラルフローレン、シマンテック、コールズ、13日にシスコシステムズが、それぞれ発表する予定。