国の形、変わりかねない選挙 危機感滲ませる

2016年05月20日 02:37

民進党の岡田克也代表は19日の連合役員との会合で「今度の参院選挙は、日本の国の形が変わりかねない選挙だと大きな危機感を持っている」と危機感を滲ませた。また、岡田代表は「日本の国の形が変わりかねない選挙ということを、国民の皆さんにご理解いただくよう、正面から訴え、結果を出していきたい」と決意を示した。

 岡田代表は「参院選の予想される投票日まであと50日。これからは国会対応も選挙対応も日々瞬発力が求められる」と臨戦態勢に入っていることを示した。

 連合の神津里季生会長は「国会対策や政策面などで連合の思いを受けとめていただいていることに感謝申し上げたい」と謝辞を述べたうえで「政権与党から1億総活躍云々といろいろ出てきているが、同一労働同一賃金などはまさに抱きつき戦術。本家本元は民進党であり、私たち連合だ」と断言し、同一労働同一賃金の実効をあげるなど、民進党との連携強化を図る考えを示した。(編集担当:森高龍二)